令和5（2023）年度 第2回 問11の過去問解説！【日本語検定 4級】

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問11　言葉の意味

ア

月日が過ぎるのは早いとは、まさにこのことだね

という意味にしたいので、

1　（光陰矢のごとし）

が良いですね。

1が正解です。

解説　光陰矢のごとし

「光陰（こういん）矢のごとし」とは、月日が早く過ぎていくことのたとえです。

解説　時は金なり

「時は金なり」とは、時間は貴重・有効なものだから、むだに費やしてはいけないということです。

解説　石の上にも三年

「石の上にも三年」とは、辛抱すれば必ず成功するということです。

イ

せりふを忘れちゃって、とてもはずかしい思いをしたなあ

という意味にしたいので、

1　（顔から火が出る）ほど恥ずかしい思いをしたなあ

が良いですね。

1が正解です。

解説　顔から火が出る

「顔から火が出る」とは、深く恥じ入って赤面することです。

解説　手に汗をにぎる

「手に汗をにぎる」とは、危ないことや激しい争いを見てハラハラすることです。

解説　首が回らない

「首が回らない」とは、借金などで、どうにもやりくりがつかないことです。

ウ

どうやったら後輩が入ってくるかの良い方法が思いつかなくて悩んだなあ

という意味にしたいので、

2　頭を（抱えた）なあ

が良いですね。

2が正解です。

解説　頭を抱える

「頭を抱える」とは、よい考えが浮かばず、考え込むことです。

エ

あのときは、どうにもならないピンチだったね

という意味にしたいので、

1　あの時は（絶体絶命）のピンチだったね

が良いですね。

1が正解です。

解説　絶体絶命

「絶体絶命（ぜったいぜつめい）」とは、体も命も極まるほどの、とうてい逃れられない困難な場合・立場にあることです。

解説　一長一短

「一長一短（いっちょういったん）」とは、長所もあるが、短所もあることです。

解説　難攻不落

「難攻不落（なんこうふらく）」とは、いくら働きかけても、なかなかこちらの思い通りにならないことです。

オ

思い出話ばかりに盛り上がっていられないぞ

という意味にしたいので、

3　思い出話に（花を咲かせて）ばかりいられないぞ

が良いですね。

3が正解です。

解説　思い出話に花を咲かせる

「思い出話に花を咲かせる」とは、昔を思い出してする話が盛り上がることです。