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前の問題


問7 語彙
一


【病院】が【診察】をする場所にあたります。
【場所 – そこで行われること】
になっているものは、
2 学校 – 授業
ですね。
2が正解です。
1 鉄道 – 駅
は、【鉄道】の施設の1つが【駅】にあたります。
3 販売 – 商店
は、【販売】をする場所が【商店】であり、組み合わせが逆になっていますね。
4 ラジオ- 新聞
は、それぞれがマスコミの種類です。
二


【こしょう】と【塩】は、それぞれが調味料の種類です。
それぞれが同じグループに属するもの
になっているのは、それぞれが球技の種類である
4 テニス – 卓球
ですね。
4が正解です。
1 筆記 – ボールペン
は、【筆記】をするための道具の1つとして【ボールペン】があります。
2 洋服 – セーター
は、【洋服】の種類の1つが【セーター】ですね。
3 切手 – 手紙
は、【手紙】を送るために必要なものが【切手】です。
三


【さばさば】は、様子を文字で表した【擬態語】の一例です。
【一例 – グループを表す語】
になっているのは、
4 フライパン – 外来語
ですね。
4が正解です。
1 方言 – 共通語
は、「ある地域だけで使われる言葉」と「国内のどこでも通じる言葉」なので、反対の関係ですね。
2 謙譲語 – 尊敬語
は、どちらも敬語の種類です。
3 フランス語 – 英語
は、どちらも言語の種類を表しています。
四


【自転車】の一部が【タイヤ】です。
【あるものを表す語 – それの一部を表す語】
になっているのは、
3 ピアノ – けんばん
ですね。
3が正解です。
1 温泉 – ホテル
は、近くにあることが多いものの組み合わせです。
2 テレビ – 番組
は、【テレビ】で【番組】が放映されるという関係になっています。
4 楽器 – リコーダー
は、【楽器】の種類の1つが【リコーダー】ですね。
次の問題


過去問解説の一覧


過去問で確認したいこと
特に、
- 敬語
- 文法
の2分野は、「解説を見れば、なんとなくわかるんだけど…」となりやすいのではないかと思います。
過去問を解いたときに、間違えた問題ごとに意識したいのは、
「そもそも知識がなくて解けなかった」
「知ってはいたが、問題になると解けなかった」
のどちらなのかを明確にすることです。
前者であれば、過去問を丁寧に解きながら、1つずつ知識の穴を埋めていきましょう。
- 語彙
- 言葉の意味
- 漢字
のような分野であれば、まとめて暗記していけるのですが、
- 敬語
- 文法
のような分野は、問題の文脈とセットで取り組むのがおススメです。
また、後者であれば、多くの練習問題で知識と問題のギャップをなくしていきましょう。
「わかる→できる」になることで、問題を解くスピードを上げていくことが大切です。
日本語検定は、1級から4級で、
- 語彙・言葉の意味・漢字などの聞かれる範囲が異なる
- 1問1問の難易度が異なる
という違いはあるものの、
- 敬語
- 文法
のような難易度が高い分野で必要な知識に大きな差があるわけではありません。
敬語であれば、
- 尊敬語
- 謙譲語Ⅰ
- 謙譲語Ⅱ
- 丁寧語
- 美化語
の5分類がそれぞれ「どのように定義されているか?」「どのような語が該当するか?」を整理しておきましょう。
その際に、単語を覚えていくのではなく、文章の中で登場人物を確認しながら見ていくのがおススメです。
文法であれば、
- 動詞
- 副詞
- 助詞
などの品詞ごとに、それぞれの語のもつ用法(使い方)を整理しておきましょう。
例えば、
買い物に行くので、8時に駅に集合してください。
には、3つの格助詞「に」がありますが、すべて用法が違います。
買い物に
の格助詞「に」は、「行く」という移動の目的を表しています。
また、
8時に
の格助詞「に」は、時を
駅に
の格助詞「に」は、「集合する」という移動の着点を表していますね。
まとまった参考書・問題集はないので、過去問で出てきた語の用法を1つずつノートなどにまとめていくのがおススメです。
この「日本語検定ナビ」では、分野ごとの練習問題を多数掲載しています。
- 過去問を解いていて、不安が残る分野
- もっと解くスピードを上げたい分野
があれば、ぜひご活用ください。

