令和5(2023)年度 第2回 問14の過去問解説!【日本語検定 1級】

日本語検定 過去問解説
はりねずみ隊長

著作権の関係上、問題は掲載していません。
以下をご用意の上で、ご確認ください。

編集:日本語検定委員会
¥1,078 (2025/01/18 08:55時点 | Amazon調べ)
目次

前の問題

あわせて読みたい
令和5(2023)年度 第2回 問13の過去問解説!【日本語検定 1級】 著作権の関係上、問題は掲載していません。以下をご用意の上で、ご確認ください。 前の問題 https://nihongo-kentei-navi.com/1-r5-2-12/ 問13 漢字 ア 「起~」の形で...

問14 言葉の意味

正解は…4

険悪

は、「険」も「悪」のいずれも良くないことを表しています。

2つの文字が似た内容を表しているのは、

4 峻険

で、「峻」も「険」も高くけわしいことを表していますね。

4が正解です。

解説 険悪

「険悪(けんあく)」とは、道路・天候・人心などがけわしく悪いことです。

解説 悪心

「悪心(あくしん)」とは、悪事をしようとする心のことです。

解説 冒険

「冒険(ぼうけん)」とは、成功のたしかでないことをあえてすることです。

解説 改悪

「改悪(かいあく)」とは、物事を改めて、かえって悪くすることです。

解説 峻険

「峻険(しゅんけん)」とは、山などが高くけわしいことです。

正解は…4

禽獣

は、「禽(鳥)」と「獣」で並列の関係です。

同じく、2つの文字が並列の関係になっているのは、いずれも家屋の重要な部分を表す

4 棟梁

ですね。

4が正解です。

解説 禽獣

「禽獣(きんじゅう)」とは、鳥と獣のことです。

解説 家畜

「家畜(かちく)」とは、人間に飼育される鳥獣のことです。

解説 凶賊

「凶賊(きょうぞく)」とは、わるもののことです。

解説 落胤

「落胤(らくいん)」とは、貴人が妻以外の身分の低い女にひそかに産ませた子のことです。

解説 棟梁

「棟梁(とうりょう)」とは、1つの集団や一国のささえとなる重要な人のことです。

正解は…3

不審火

は、「不審な火」なので、

不審-火

のように、最初の2文字が最後の文字を修飾していますね

3 非戦論

が、「非戦の論」であり、

非戦-論

のように、最初の2文字が最後の文字を修飾しています。

3が正解です。

解説 不審火

「不審火(ふしんび)」とは、原因が定かでない火事のことです。

解説 未発達

「未発達(みはったつ)」とは、生体が発育していないことです。

解説 不穏当

「不穏当(ふおんとう)」とは、おだやかでないことです。

解説 非戦論

「非戦論(ひせんろん)」とは、戦争をすべきでないとする議論・意見のことです。

解説 無理解

「無理解(むりかい)」とは、相手の気持ちや考えを理解しないことです。

正解は…3

往事茫々

は、「往事(過ぎ去った日々)」が「茫々としている(ぼんやりとかすんでいる)」なので、前半の2文字が主語・後半の2文字が述語になっていますね。

三位一体

が、「三位(3つの要素)」が「一体である(1つになっている)」なので、主語・述語の関係になっています。

3が正解です。

解説 往事茫々

「往事茫々(おうじぼうぼう)」とは、過ぎ去った昔のことは、ぼんやりとかすんでよくわからないことです。

解説 一衣帯水

「一衣帯水(いちいたいすい)」とは、一筋の帯のような狭い川・海のことです。

解説 二重人格

「二重人格(にじゅうじんかく)」とは、1人の人間のうちに全く異なる2つの人格があり、それらが交互に全く独立して出現することです。

解説 三位一体

「三位一体(さんみいったい)」とは、3つの要素が互いに結びついていて、本質においては1つであることです。

解説 四分五裂

「四分五裂(しぶんごれつ)」とは、いくつにも分裂することです。

次の問題

あわせて読みたい
令和5(2023)年度 第2回 問15の過去問解説!【日本語検定 1級】 著作権の関係上、問題は掲載していません。以下をご用意の上で、ご確認ください。 前の問題 https://nihongo-kentei-navi.com/1-r5-2-14/ 問15 漢字 一 解説 漫ろ 「...

過去問解説の一覧

あわせて読みたい
日本語検定 1級 過去問解説 著作権の関係上、問題は掲載していません。以下をご用意の上で、ご確認ください。 1級 令和5(2023年度) 第1回 問1 敬語 問2 敬語 問3 敬語 問4 敬語 問5 文法 ...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大手進学塾での国語科主任を経て、日本語教師をしています。

目次