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ぜひ、全問チャレンジしてみてください!
前の問題
適切な敬語に言い換える問題
問題
下線部を適切な敬語に言い換えましょう。
できる限り、お手伝いするつもりです。
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答え
できる限り、お手伝いするつもりです。
▼
できる限り、お手伝いいたすつもりです。
解説
「手伝いする」という行為が向かう先は、聞き手ですね。
立てるべき人物へのの行為なので、謙譲語Ⅰを使います。
する
▼ 謙譲語Ⅰ ▼
いたす
謙譲語Ⅰとは?
「謙譲語Ⅰ」とは、
自分側から相手側又は第三者に向かう行為・ものごとなどについて,その向かう先の人物を立てて述べるもの。
敬語の指針
平成19年2月2日
文化審議会答申
のことです。
先生の予定を聞きたいのですが…
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先生の予定を伺いたいのですが…
のように、その行為が向かう先の人物を立てたり、
先生へ手紙を書いた。
↓
先生へお手紙を書いた。
のように、立てるべき人物への名詞についたりします。
敬語における「立てる」とは、「言葉の上で高く位置付けて述べる」ということです。
敬語の問題を解くときのポイント
日本語検定の「敬語」分野で問われる語彙は、1級から4級で大きく変わりません。
違いは、問題の作り方だけなので、受ける級に関わらず、
- その文で「立てる人物」は、誰なのか?
- 尊敬語・謙譲語Ⅰ・謙譲語Ⅱ・丁寧語・美化語のどれが適切か?
を丁寧に確認していきましょう。
敬語の問題を作成する上でベースになっているのは、「敬語の指針」という文書です。
全77ページと大ボリュームですが、ぜひ1度確認してみましょう。
小学校・中学校では、
- 尊敬語
- 謙譲語
- 丁寧語
の3分類で教わってきたかと思いますが、「敬語の指針」では、
- 尊敬語
- 謙譲語Ⅰ
- 謙譲語Ⅱ
- 丁寧語
- 美化語
の5分類で敬語を整理しています。
敬語は,人間を上下に位置付けようとするものであり,現代社会には,なじまないようにも思う。どう考えれば良いのだろうか。
敬語の指針
平成19年2月2日
文化審議会答申
のような基礎的な考え方から、
自分のことを「僕」と呼んでいるのだが 「僕」と「わたし」はどのように使い分ければ良いのだろうか。
敬語の指針
平成19年2月2日
文化審議会答申
会議の司会をしている時に,1年先輩の同僚に「あなたはどう考えますか」と言ったのだが 「あなた」は丁寧な言葉だとは思いつつ,ちょっと違和感を覚えた 「あなた」という呼び方 については,どう考えれば良いのだろうか。
敬語の指針
平成19年2月2日
文化審議会答申
のような自分や相手の呼び方の問題、
時間外に仕事を教えてくれた上司に「どうも御苦労様でした 」と言ったら 「御苦労様はないだろう 」と笑われてしまった。それで,書類作成に追われた上司が帰る時には「御苦労様」以外の言い方を考えてみたのだが,適切な表現が浮かばず,そのままになってしまった。そういう気持ちを表したい場合には,どうすれば良いのだろうか。
敬語の指針
平成19年2月2日
文化審議会答申
のような具体的な場面を想定した問答もあって、読んでいて面白いですよ (*^^)v
練習問題で、ガンガン慣れていくのがおススメです!