日本語検定1級に合格するためには？認定基準と勉強法について徹底解説！

2025年5月7日

はりねずみ隊長

日本語検定1級に合格するための進め方について、解説していきます！

そもそも日本語検定とは？

日本語検定は「日本語を使うすべての人のため」の検定として、小学生から社会人まで、幅広い年齢層の方が受験しており、日本語を母語としない方も挑戦しています。
文部科学省の後援を受けて実施されており、自身の日本語力を測り、向上させるための有効な手段の1つです。

日本語検定1級では、敬語・文法・語彙、言葉の意味・表記・漢字の6領域と総合問題で日本語力を幅広く測ります。

特に1級では、以下の力が求められます。

日本語検定1級は、社会人上級レベルと位置づけられています。
社会人にとっては、企業活動、社会生活に必須の基礎的な日本語力から、他者と差がつく豊かな表現力までを測るレベルです。

日本語検定1級の個人受検料（税込）は、6,800円です。

日本語検定1級は、13時30分開始で、受験時間は60分です。

令和7（2025）年度において、日本語検定1級は
　令和7（2025）年 6月14日（土）
　令和7（2025）年11月18日（土）
の2回実施されます。

令和7（2025）年度において、日本語検定1級の一般会場は、全国47都道府県の主要都市に設置されます。

具体的な試験会場は、お申し込み後に受験票で案内されます。
また準会場として、団体受験の場合のみ、学校や企業などの施設が会場として利用される場合があります。

日本語検定1級を受験した場合、総合得点率が80％程度以上で1級に・70％程度以上で準1級に認定されます。

日本語検定1級に挑戦し、認定されることには様々なメリットがあります。

自身の日本語力を客観的に証明できます。日本語を母語としない方も、母語話者と同等の基準で力を証明できます。
受検に向けた学習を通じて、日本語の総合的な力が向上し、学習やビジネスなどですぐに使える実践的な日本語力が身につきます。自身の日本語力を客観的に把握して高める努力をするための最適な手段です。
認定級によって、入学試験や就職試験時に優遇を受けられる場合があります。一部の大学では、1級認定が単位認定の要件となっています。
企業においては、採用時優遇や新入社員研修、昇格・手当の要件、企業のイメージアップ、ガバナンス強化などの目安（3級〜1級）として活用されています。
成績優秀者や優秀団体には、文部科学大臣賞などの表彰があります。1級に10回以上認定された方には「日本語の達人」の称号が贈られます。